Android搭載の次世代ゴーグル、Recon「MOD Live」がついに登場。さて、雪山でもサイバーにいこうじゃなか!

今年初めに発表されていたRecon Instruments社の最新次世代ゴーグル、ついに発売のようですよ!

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昨シーズン、このRecon社の技術を搭載したゴーグルが、ZealからTranscendというモデルで発売され話題を呼びましたが、数々のアップデートを従え、「MOD」と「MOD Live」が自社から登場。

Shop reconinstruments com
注)正確にはゴーグルというより、ゴーグルレンズの内側に装着するアタッチメントで、ゴーグルやレンズは付属してません。

マイクロコンピュータにミニLCDディスプレイ、GPS、Bluetooth、USBなんかを搭載したサイバーなヤツなわけですが、「MOD Live」はさらにAndroidベースで動いてます。ダッシュボードを備え、Bluetooth経由で自分のAndroid携帯の機能へアクセス。さらにナビゲーションにカメラ付きというお利口さん。まぁとにかく紹介動画をどうぞ。


 

価格は「MOD」が$299で、「MOD Live」が$399。共通する特長としては、

  • Speed
  • Altitude
  • Vertical
  • Distance
  • Jump Airtime, Distance, Height and Drop
  • GPS Location
  • Chrono/Tracker
  • Temperature
  • Run Counter
  • Stats History with Maximums, Minimums, Averages
  • Widescreen
  • Time
  • Bluetooth Low Energy Remote Control

「MOD Live」はこれに加え、

  • Navigation
  • aller ID
  • Text Messaging
  • MP3 Song Playlists
  • Wireless Compatibility with Select Wearable Sports Video Cameras
  • Transforms your MOD Live into a Viewfinder
  • User Configurable Dashboard
  • Even more Android Apps available from Recon HQ Online…

となっているようです。スペックも一部抜粋すると、

ユニットの重さは65g、LCDディスプレイはWQVGAで428X240ピクセル、正常な動作可能温度域は-20〜30度C、…、などなど。

そして現状、既にパートナーシップを結んでいるメーカーは、ALPINA/UVEX/BRIKO/ZEALの4社みたいです。まぁこの辺りの対応状況は定かではありませんが、きっと各ゴーグルのスペックに「MOD対応」みたいな表示がつくんじゃないでしょうか。

それにしてもこのスペック、ゴーグルをよくふっ飛ばす自分としては衝撃などにどれだけ耐えてくれるのかが心配。あとはどれだけ視野が確保されているのか、そして転倒時に目とか大丈夫なのか、とかとか。気になる部分は多いですが、機能に関していうと十分すぎるほどの内容かと。

さらに、来年の早い時期にはAndroidのSDK(開発環境)を提供してくれるみたいなので、サードパーティーのアプリなんかも徐々に登場してくることが予想されます。通信環境も将来的にはBluetoothからWiFiにしていく予定みたいで、ここまでくるともはや新しいプラットフォーム!

各プロの選手につけてもらって、そのログとかも見てみたいですよねぇ。

さて、もう今週には発売されるようなので、続々とあがってくだろうレビューを楽しみにしたいと思います!

で、肝心の日本に向けての対応は…!?!?

ソース

[hr]
【追記:2011-11-14】
Engadgetさんでもこの動画についての記事がアップされたので紹介します。ウチの表現は「Android搭載のゴーグル」ですが、向こうは「ゴーグル型Android端末」。分野が違うと捕らえ方も違いますね。なんかおもしろい!