立山の入山届&ビーコン義務化エリア(立山室堂地区)をGoogleマップにマッピングしてみた

昨年11月の真砂岳の雪崩事故を受けて、立山周辺の「入山者」に対して入山届提出&ビーコン携帯が義務化されるという話が話題になっておりますね。

これらの規定については、「富山県立山室堂地区山岳スキー等安全指導要綱(案)」ということでdocファイルで資料が公開されているので、4月〜5月、11月に立山入られる人は、しっかりと読んでおくことが求められそうです。

富山県立山室堂地区山岳スキー等安全指導要綱(案)に対する意見募集について

この時期の立山に入るのであれば、ニュースで報道されててなんとなく知ってるー、聞いているー、ってだけでなく、ちゃんと要綱を読んでおいたほうがよいですね。施行も4月16日のアルペンルートの全線開通時を予定しているようで、もうあっという間ですね。(富山県が募集しているパブリックコメントは4月2日まで!)

今回の対象エリアはどこなのよ!?

でですね、今回のこの要綱は「入山者」に対しての規定となるようですが、現状の要綱のお言葉をかりますと、

この要綱において「入山」とは、4月1日から5月31日まで及び11月1日から同月30日までの期間のうち、毎年度知事が定める期間において、室堂ターミナルを経て、山岳スキー、スノーボード又は登山等を行うために、立山室堂地区(別表第2項で定める区域を除く。)に立ち入ることをいう。

ということで、個人的には該当地区がどのあたりになるのよ!?除外区域はどこなのよ!?ということが気になってしまったのですが(まぁ区域とかに限らず、入山届とかビーコン携帯は普通に必須だろと思うわけではありますが)、要綱の地図が小さくてイメージしずらかったので、Googleマップ先生にザックリと線引きしてみました。

こんな感じ。
赤が指定されている立山室堂地区で、その中の青枠が除外エリア。
(いやー、小さい地図みながらで何気に疲れたwww、ほんとにザックリですからね、細かいことはなしで。。。)

※追記(2014/3/29):参考にした上記要綱の地図がかなりズレているようだったので(Twitterでもご指摘いただきました、ありがとうございます!)、区域の説明文や他の地図を見つつトレースし直しました。青の除外エリアはいまだ微妙な感じですが、まぁ参考程度にはなるかと。。。下のキャプチャ画像も差し替え済みですー

Murodou eria

地図は一般公開で作成しているので、Goolgeマップでもっとグリグリ見てみたいという人は下記のリンクからどうぞ。(この地図はイイ感じに埋め込めず、キャプチャ画像とリンクで断念)

立山室堂地区「富山県立山室堂地区山岳スキー等安全指導要綱(案)」より via Googleマップ

一応、一般的な地図は埋め込めるので、以下に。

ちなみに、このところのGoogleマップのバージョンアップは結構すごくてですね、Earth地図に変更するとバードビューでも見れて、キーボードの十字キーでヌメヌメと気持よくみれます。前からあるにはあったと思うのですが、今年にはいってから都心部の3Dマップ対応に合わせてでしょうか、Earth地図の機能もよくなったような気がしております。

最初に述べた真砂岳の雪崩、この現場となった大走り付近もですね、こんな感じで、かなり周辺の全体地形もイメージしやすいですね。

Masagodake

GWの春スキーシーズンももう間近か。みなさま、気を引き締めて参りませう!