日本雪崩ネットワーク(JAN)が発行する『雪崩通信』のVol.1とVol.2がPDF化され、無料ダウンロードが可能になったようです。
まるでお年玉のようなこのタイミング。上記のリンク先からどうぞ。
ちなみにVol.1は2008年、vol.2は2009年の発行です。わたしは昔購入した冊子が手元にありますが、どちらも1冊1000円でしたから、これがPDFで無料ダウンロードできるというのはステキすぎます。多謝ですね。まだ読んだことがない人は、ぜひ恩恵に預らせていただきましょう。そして学びませう!
ちなみに、1ヶ月ほど前には『気象・積雪・雪崩の観察と記録のガイドライン』のPDF版も同様に公開されてます。こちらはその名の通り、観察と記録のガイドラインということで、より現場のプロ向けといった感じでしょうか。前にざっと目を通しましたが、わたしのような一般のアマチュアライダーにとってはやはりテリトリー外の内容が多かった気がします。でも部分的にはすごく為になりましたよ。興味のある方は一読してみてはいかがでしょうか。
このガイドラインについては、JANさんがTwitterで告知されたときに、留意点を挙げてくれています。参考にしましょうね。
『気象・積雪・雪崩の観察と記録のガイドライン』(略称:OGRS)のPDF版をウェブで公開しましたので、お知らせ致します。bit.ly/saI44N 「雪の掲示板」で使用される記号の理解や、皆様の雪崩安全対策にご活用頂ければと思います。(続く)#nadare #雪崩
— 日本雪崩ネットワークさん (@npo_jan) 12月 8, 2011
留意点としては、このガイドラインはガイドやスキーパトロールなど現場プロが日々のオペレーションで使用することを念頭に作られていることです。よって、一般レクリエーショナルの方は、あまり細部にこだわることなく、重要な点を上手にご利用頂ければと思います。(続く)
— 日本雪崩ネットワークさん (@npo_jan) 12月 8, 2011
また、忘れがちな大事な点は、ガイドラインを読んだだけでは、実際の現場でのやり方が適切に理解できるとは限らない、ということです。JAN以外の雪崩講習会に関わる講師やメディアの皆様には特に、その辺を頭の片隅に入れておいて頂ければ幸いです。
— 日本雪崩ネットワークさん (@npo_jan) 12月 8, 2011
そういえば『雪崩通信』は部分的にしか見ていなかった記憶があるので、もう一度読みなおそうかなぁ。
あ、ちなみにわたしはすでにiPhoneに入ってますけどね、おほほほほ。