山のゴミについてちょっと書いたよ

先日たまたまTwitterのTLを見ていて目にした槍ヶ岳山荘ブログ。

テント場の利用について!

テン場に大量のゴミが捨てられていた惨状がなんとも悲しすぎますが、これを見て「ゴラァァァ!!」となるのはみなさん同じかと。いやほんと悲しくなりますね。こんにゃろめ!!

Yari gomi

で、これについてはfacebookページに少し書きましたが、なんというか、登山者数が単なる流行で増えたことで、うんこな輩が増えてることは確かなんじゃないかと思います。なんとなくですがね。

ただ、このゴミに関しては、ゴミは捨てない!持ち帰ろう!ってどうみても当たり前のことだし、まぁ小学生とかに言い聞かせるのと同じレベルですよねぇ。こういうことができない人は、まぁ何度言っても同じというか、正直、捨てる人はまた捨てるんじゃないかと思います、きっと。

でも、今回の行為についてごにょごにょ言ってる僕らも、まだまだ気を付けないといけないことがたくさんあると思うんですよね。

先ほどもいったように「ゴミを捨てない」「自分のゴミは持ち帰る」なんていうのは当たり前のことで、そんなの登山しに来てる人はだいたい出来てると思うんですよ。でも登山道にゴミを見ないで下山してきたことってほとんどないよなぁ・・・って。まぁ登山に限らずですが。

要は、人が山に入ることで、自分の意図しないところでゴミを落としちゃう可能性があるってことです。これも当たり前といったら当たり前ですけど。自分も含めてですが「ゴミなんか捨ててくるはずないじゃないか!」「ちゃんと持ち帰ってきてる!」って言ってもホントですか?と・・・。本人はその気でいても、実はなんか落としてきてませんか?と・・・。

これらの行為の善し悪しって、完全に人間都合じゃないかと思うんですよ。例えば、ビニール袋一枚を故意に捨ててきた人も、不注意で風でどこかに飛ばしてしまった人も、お山からしてみれば同じじゃないですか?

ビニール袋一枚というゴミがそこに放置されたという事実以外、何もないんじゃないかと。

ポールの先につけてあったキャップをなくした人も、加水分解で剥がれたソールを落としていった人も、ポケットからアメちゃんのカスを落としてしまった人も、強風でなにやら人工物を飛ばしてしまった人も、大量のゴミを石の下に捨ててきた人も、理由はどうあれ、お山から言わせれば「おたくらみんな同じだぜぇ〜」って言われてる気がします。

あ、なんだかダラダラと長くなってきましたね。もう簡単にまとめちゃいましょう。はい、ということで、何が言いたいかというと

「みんなもゴミをうっかり落としてこないように注意しようぜぇ!」

でした。(なんだ、一言ですむじゃないか!)

これをゼロにするっていうのは無理なお話だと思いますが、もう少し自分の行動に注意を払おうぜ!という感じでしょうか。

ああ、そうだ、ちなみに去年、確か蝶ヶ岳のテン場だったかな、外で楽しそうにご飯していた数名のヤングなパティーの一人が、コンビニのビニール袋を風で飛ばしたってのに「あ〜〜・・・」ってそれを見てるだけで急いで回収しに行く様子もなく、近くにいた僕があわててダッシュしてキャッチ。(フッ、あれはナイスキャッチだったぜ)

「ありがとうございます!」って爽やかにお礼を言う前に、おまえもっと焦ってすぐに取りに行けよ!的なことがあったのを思い出しましたよ。なんというか、あの場の雰囲気、あれはとても違和感があったなぁ。

最後に、僕がこれらのことを意識するようになってから変えたことの一つに、ゴミは必ずバックパックにしまう!というのがあります。当たり前といったら当たり前だと思うんですが、正直、むか〜〜〜しは、バックパックの外に吊るして歩いていたことが結構ありました。ごめんなさい。

外に吊るしていると、日本の山だとけっこう枝とかにひっかけたりもしますよね(実際そうだと思いますけど、何かの本に書いてあった気もするwww!)。あちこちに擦れてしまって穴が空いたりとかも。

なので、故意に捨てたことはないにせよ、今まで知らず知らずのうちに落としてきたゴミの量は、今回の槍ヶ岳ゴミ事件簿(いま勝手に命名)のゴミの量に匹敵するかもしれませんねぇ・・・。いや、それはないか。いやでももしかしたら・・・。なんだかヘコむなぁ・・・。

ということで、今回は文字ばかりの小言でしたが、最後まで目を通してくれた方、ありがとうございました。
;)