ステキな写真で、暗い夜空の大切さを感じよう!

The 2011 International Earth and Sky Photo Contest」ってご存知ですか?

いや、実はわたしも最近初めて知ったのですが、「Dark Skies Importance」(「暗い夜空の大切さ」とでも訳せばいいのかな!?)をテーマにした国際的なフォトコンテストで、5/9にこのWinnerが発表されたようです。この写真が素晴らしいのなんのって。

「Against the Lights」と「Beauty of the Night Sky」のカテゴリにわかれていて、それぞれ1〜5位までの計10枚が公開されています。わたしは「Beauty of the Night Sky」カテゴリの1st Winnerに輝いたこの1枚にグッときてしまいました。うっとり…。

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Photo : “A Starry Night of Iceland” by Stephane Vetter ( www.nuitsacrees.fr )
Source : TWAN


Winnerの発表ページ
の右列に1Aから5Bまでの10枚の写真が並んでますので、これら他の作品もぜひ見てみてくださいね。ちなみに去年のコンテストはこちらから

National Geographic」にも掲載されてるようなので、写真を見るだけならこちらの方がいいかな。

Best Night-Sky Pictures of 2011 Named

なんか同じ星に住んでるとは思えませんね。そして以前読んだ、ROCKET NEWS 24さんの記事を思い出しました。

みなさん、夜空に輝く星を数えたことはあるだろうか? 星はいつの時代も夜をロマンチックなものにし、恋人たちを照らし続けてきた。しかし今、その夜空の星が見えなくなってきているというのだ。

そう訴えるのは、イギリスのCampaign to Protect Rural England (CPRE)とCampaign for Dark Skies(CfDS)という二つの団体。 彼らの調査によると、83パーセントの人が夜空を見る際、光害の影響を受けているという。光害とは都会の過剰照明により、人や動物の睡眠パターンが狂ったり、田園地帯の風情が壊されたりすることをいう。

光害」ってあまり馴染みがないですよね。「いやー、都会は夜でも明るいから、ほとんど星はみえないよ〜」なんて話を耳にした経験は1度や2度はありそうですが、これ、過剰な光による立派な「公害」なわけです。

3.11を機にエネルギー問題がより重要な課題となっていますが、今後の我々の行動次第では、エネルギー問題の解決、そしてライフスタイルの転換により、国内の主要都市でもステキな夜空を見れる日が訪れるかも知れませんね。

そうだ、あと個人的にたまに驚く事があるんですが、流れ星を見た事がない!とか、天の川って実際に目で見れるものなの?とか聞かれることあるんですよね。そういう経験がない人って、実は結構たくさんいるようで。みなさんの周りにもそんなお友達がいたら、ぜひアウトドアフィールドに誘ってあげましょうよ。きっと今まで感じることのなかった大切なモノ・コトに気付いてくれるはずです。

さてっ、暗くステキな夜空を取り戻そうか!