アバランチコントロールといっても目の前でこんなのに遭遇したら焦っちゃう件

カナダはBC州のスチュアート(Stewart)近くでおこなったアバランチコントロールの映像になにげにビビりました。お、お、おいっ、まじかよ、こっちまでくるのかよ…みたいな。雪煙といえど、自分の方に迫ってくる様はなんだか怖いです。

Avalanche control near Stewart British Columbia

向こうでは雪崩の危険が伴う峠道や線路が数多くあるので、コンディションによっては麓で閉鎖されることがありますが、今回もそういったパターンでしょうかね。どうしよう予想よりも大規模になっちゃったぜ的なニオイがしますが、それにしてもまるで爆弾が投下されたかのような絵。爆風もすごそうです。

そしてこの動画が約4分。あんな遠くで起こった雪崩の影響が4分で撮影者のもとまで届いたことになります。規模によるといってもとにかく足が早いですね。あっという間です。

アバランチコントロールといえば過去記事でも雪崩の動画を紹介しましたが、せっかくなので、過去に見た関連動画もいくつかご紹介。

Banff, Yoho and Kootenay National Park Highway Avalanche Control

Snowbird Ski Patrol, Snowbird, Utah – Snow Safety and Avalanche Control

Avalanche Control-The Power of Snow @ Stevens Pass

彼らによって地域の安全や交通網というライフラインが守られているんでしょうね。頭がさがります。

通常オープンのエリアがクローズされるということを考えると、例えば日本のスキー場でも大量の降雪があると、営業中とはいえ、一時的にゲレンデの一部がクローズされることがあります。これもユーザの安全を確保するためのケースが多いと思うので、一個人の勝手な判断であんなコトやこんなコトをするのは禁物です。ほんと色んな理由が絡んでますから、ちゃんとスキー場の指示に從わなくちゃダメですよ!

そして今年は降るところではかなりの量の積雪があり、災害レベルのところもあるようです。ということで、場所によっては想定外のケースも十分に起き得るわけで、雪山に入る場合はより十分な注意が必要なのではと考えます。地震もありますしね。麓も侮るなかれ。周囲の地形やロケーションを十分に頭にいれておくのがいいのではないでしょうか。

ではみなさん、安全に楽しみませう!