メリノウールの生分解の実態をはじめて見た

おー、すごーい、ほんとに分解されてなくなるんですね。

ということで、メリノウールの特徴の一つに「生分解性」というのがありますが、そう、バクテリアによって分解されて土に還るってやつです。いつも「メリノさんすげーよ」って思いながらも、でも「ほんとに分解されてなくなるの!?」って疑いの目を持ってたわけですよ。そう、なぜなら見たことがないから。

そしたら、有名なicebreaker(アイスブレーカー)さんでこんな動画を公開していましたよ。

Icebreaker Merino is Biodegradable

これは6ヶ月間のトライアルテストの模様で、ほぼ60%のウールが分解されてなくなったようです。ポリエステルのニット繊維はまったく分解されずに残っていますね。ちなみに異なるウェイトのウールも期間を変えて色々と実験したようですが、2ヶ月で36%、9ヶ月で76〜99%が分解されたようです。

分解前
Icebreaker Merino before

6ヶ月後
Icebreaker Merino aafter

そういえば、土壌のバクテリアが一番たくさんいて活発に分解してくれるのは、地表から5〜10cmぐらいの深さだって聞いたことがあるんですが、どうなんですかね。だから、ほら、例えば野外でオーマイガーな状況になってアレしちゃっと場合とか、あまり深く掘ってブツを埋めちゃうと分解が遅いから、適度に掘って最後にサラっと土をかけとく程度が一番いいとか・・・。掘れない場合でも、最後に土を一振りするだけでも全然違うとか、とかとか。まぁソースはありませんのであしからず。

ちなみに登山やトレッキングなどは、トイレがない場合は自分でお持ち帰りするのが常識になりつつあるようですね。一部の間で、徐々にではありますが。「LOKSAKは防臭がバッチリだからオススメだぜー」なんて記事をどっかで見たような、見てないような・・・。

そしてアイスブレーカーさん、最近は見かけることが少なくなったので、輸入代理店がなくなったのかなぁなんて思っていたら、今年2012年秋からゴールドウィンさんが取り扱うようですね。ほほぉ、そうですかそうですか、頑張ってお安くお願いしますぜ。

それにしてもメリノさんってカワイイ姿してスゴイんですね。今度、毛を刈らせてください。メー。

ソース:
icabreaker – What’s Our Supply Chain?
Research shows merino fabrics biodegrade rapidly