ネットのトレンドでは「ボルダリング」が「クライミング」を完全に抜き去ったようでござる

ボルダリング(ジム)には片手で数えるくらいしか行ったことがないワタシでありますが、みなさまの周囲ではボルダリングの人気のほどはいかがなものでしょうか、どうもこんにちは。

最近、久々に「ボルダリングやってみたい!」とかいう話を身近で聞きましてですね、そういえばここ何年もボルダリングの人気って落ちてないよなぁなどと(なんとなく)感じまして、Googleセンセにネット上でのトレンドのほどをざっとご教授いただきました。

ボルダリングクラスタのみなさま、おめでとう。ジムにたくさん人が来すぎて困ってる人や、外岩でのトラブルに頭を悩ませてる人もいるでしょうが、まぁとにかくおめでとう。ネット上ではかなり前から右肩上がりの勢いが続いておりまして、「ボルダリング」を中カテ(カテゴリ)とすると大カテにあたるであろう「クライミング」を見事に抜き去った形になったようです。

今や、みなんさんが何かしようと思った際にはまずは「検索」をするというスタイルが主だった行動パターンだということは自明といっていいと思うわけですが、よってその中でも多くのトラフィックを生み出しているGoogleセンセ(もちろん、日本だとYahoo!と二分していますが)がはじき出す統計は、リアルのそれを如実に現しているといっていいと考えるわけでして、ということでボルダリングの人気はほんとにスゲーなおい。実際に業界で働いている方に、その肌感も聞いてみたいところではありますね。

ちなみに3年ほど前に、「山ガール」とか「森ガール」とかその辺のキーワードに関するトラフィックをちょいとばかり調べてエントリーを書いたことがあるんですけど、その時にボルダリングの伸びがよさげだねと言ってたわけであります。で、その傾向が引き続き継続してまして、2013年から「クライミング」とほぼ同程度の検索ボリュームになり、そして2014年の今年、ほぼ完全に「クライミング」を抜き去ったようでございます。

グラフを見ていると、クライミングと同じような時期的推移をしていますね。大きくカテゴリわけすると双方とも同じような分野ではあるので、トレンドが変化するタイミングや傾向はかぶるんだと思います。実際に「ボルダリング」の関連キーワードとして最も人気なのは「クライミング」となっているようです。

なんというか、より一般的に知られている単語の「クライミング」でゴニョゴニョと検索するというよりは、もう直接「ボルダリング」というキーワードでゴニョゴニョする傾向が顕著に出ていているんでしょうね。関連コンテンツも増えてきてるでしょうし、ボルダリングの知名度&人気が向上してることは明らかだと思われます、はい。

そういえばもう一つ、トレランも人気が高まってきておりますが、先に示したグラフに「トレラン」「トレイルランニング」あたりをかぶせるとこんな感じになります。

緑と黄色がそれになります。ボルダリングを100としたときの割合で見ると低いですが、右肩上がりの傾向はあるので今後が楽しみではあります。

まぁボルダリングにしてもトレランにしても、こういった過渡期にはミスリードが起きないように、業界の方々にはスーパー尽力モード&長期的目線をもってご活躍していただいたいと思いまする。(人任せですみませんねぇ)

ちなみに、こういった情報に興味がある人は、Googleトレンドにいくと地域別の人気度や注目のキーワードなどいろいろと情報がとれますので、一度見てみると面白いと思われます。

それにしても、ボルダリング強し!

Google trend climbing boulder