今日は日本の国立公園のピクトグラムについて。
過去記事で津波のピクトグラムについて書きましたが、実は国立公園のピクトグラムについてもずっと気になっていたんですよね。でもどこにもリソースがなくて…。が、環境省に確認したら関連資料があるということなので、PDFで送ってもらいました。
ということで、今日の出典は全てこの資料から。
自然公園公共標識の標準表示例 – 平成22(2010)年6月発行
※以前、担当の方に確認したところ、今後一般公開も検討している資料ということで、一部Web上に転載する承諾は得ました。が、PDFデータそのままを載せるのはNGということで、一部をキャプチャして掲載させていただきます。ちなみに、今のところアップデートはなさそうですが、現時点で既に変更なっている部分もあるかもしれませんので、そこはご理解のほど。
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さて、タイトルでは「国立公園の」と書きましたが、今回のブツ、正確には「自然公園の」資料となってます。内容はというと、各公共機関のユニバーサルデザイン化が急速に進んでることに伴い、自然公園に関しても情報の表示方法を整備していきまっせ!という感じでしょうか。
以下、一部の内容を画像で紹介します。
資料の目的
とのこと。いやーそれにしても資料を見ると、誘導表式や注意標識など、各表式毎に事細かくレイアウト原則が決まっているもんです。まぁ当然といったら当然ですが。
言語・文字に関して
地図の現在地表示
ピクトグラムの色彩
などなど。他にも色々と原則が明記されていますが、ちょっときりがないので、ひとまずこのへんで。最後にピクトグラム一覧を載せて終わりにしたいと思います。
ピクトグラム一覧
お馴染みのピクトグラムもありますが、珍しいものもありますね。
日本の場合、国立公園といっても管理が非常に複雑ですから、該当敷地内の表示をすべて統一するということはきっと難しいのでしょうが、ただ、良くも悪くも、どこもかしこも表示がバラバラすぎるイメージはあるなぁ〜と感じていました。
なので、このように整備が進みつつあるというのは喜ばしいことだなぁ〜と。お国も一応動いているのね、みたいな。
みなさんも国立公園内で注意すべき標識を見るけたら、ちゃんと厳守してくださいよー。