なぜか「ガールズ」ネタが続いているこのサイト。ふと「ほにゃららガールとか、ここ数年のトレンドって実際のところどうなってんのよ?」などと思い、我らがGoogle先生のサービス「Google Insights for Search」でサクッと調査してみたよ。
「Google Insights for Search」ってのは、簡単にいうと、どういったキーワード/フレーズがGoogleでよく検索されてるか、そのボリュームがわかるサービス。詳しいことに関しての説明はここでは省くので、もっと詳細に分析したい人は自分で確認してみてね。
さて、今回気になって調べたのは、まずはお馴染み「山ガール」。せっかくなので「森ガール」と比較してみたよ。(「釣りガール」とかは放置。)
※ちなみにこの数値、あくまで相対的な値。一番検索ボリュームがあった時を100として、全体の割合をビジュアル化してるイメージ。さらに今回は日本国内を対象としたGoogleのWEB検索(全カテゴリ)が分析対象になってるから、そこんとこよろしく。グラフ内の「…完全なレポートを表示」で見ると、都道府県毎の人気度や、関連ニュースのヘッドラインとか、色々情報が見れるので、よかったらそっちをどうぞ。
さっと見る限り、2010年6月を境に「森ガール」が一旦落ち着き、そして「山ガール」が急上昇!現在になってようやく同等。こうやってみると、2009年の夏から秋にかけての「森ガール」ブームはすごかったんだね。今までの「山ガール」のピークでさえ、「森ガール」のそれと比べると1/3以下のボリューム。まぁ「森ガール」はよりアパレルよりだろうし、そうなると母数が絶対的に違うからなんとも言えないけどさ。
ちなみにこの「山ガール」も、当初は「森ガール」と同じように「山にいそうな…」といったような紹介をしているサイトもちらほらあった気がするし、現在のそれとは世間一般のイメージも若干違うよね。まぁ今でも「山ガール」の定義はよくわからないけどさ。
あと、上のグラフだとあまりに部分的すぎるから、「アウトドア」や「登山」といった大枠のキーワードを足して比べてみた。
まぁこんなもんらしい。ちなみに「アウトドア」や「登山」だけで見ると、やはり春〜秋にかけての夏ピーク。登山が2007年からいい感じに右肩上がりなのは、単純に全て富士登山が増えてる影響かなと思ったんだけど、いやいや、「『富士山』を含まない『登山』m(登山 -富士山)」っていう検索を追加したら、純粋に「登山」のトレンドも上がってきてる感じ。(ん!?この検索クエリあってるか?)
とまぁいくつか簡単に見てきたけど、これ以外にも、各メディアやニュース記事、もっと細かいアウトドアジャンル毎に比較してみるとか、とにかく色々と参考になる情報は得られると思うんだ。深く見ていくとマーケティグの専門的な話になっちゃうけど、関連業界でこのサービスを知らなかった人も、気軽に活用してみるといいと思う。
んー、それにしても「ほにゃららガール」って呼び名、そろそろ減らないかなぁって思うんだよね。あ、呼び方だけだよ。やっぱりどうみてもバスだし、なんかこの先が心配になってきてしまう。専門家じゃないから大したことは言えないけど、なんか今回そう思った。
そういう意味では、なんかボルダリングっていい感じに広がってきてる感じがするんだよね。これ、どう思う?
さてさて、それでは最後になったけど、このサイトでも「山ガール」の代わりに別の言い方があればそれ使おうかなーって思ってたりするんだけど、なんかあるかなぁ。「山女子」ってのもあるけど、女子ってのがねー、わりと同類だよねー。まぁ「山男」って昔からいうぐらいだから、そのまま「山女(やまおんな)」でいいのかなーって気もするけど。ううむ、どうしよう。「これでいいじゃん」ってシンプルなのがあればぜひコメントで教えてくれると嬉しいな。「そんなのどうでもいい!」ってのもありだね。
ちなみに今回使ったサービスで最初に「山女」を調査した際、毎年いい感じに検索ボリュームがあってさ、おっ!って思ったんだよ。が…、どうやら川魚の「ヤマメ」が「山女」なので、それがアレでこうなったっぽい… …。
※ちなみに今回のエントリは、全て「Google Insights for Search」の基本的な機能のみを使用して得られた数値的な分析結果に対して一部簡単に述べたものです。専門家の方、あまり細かなことにツッコまないでいただけると嬉しいです。なんつって。