Spectatorのホール・アース・カタログ特集がスーパー大特集すぎる件、完全保存版だね

サブカル好き、カウンターカルチャー好きのみなさん、Spectatorの最新号、vol.29とvol.30はもうゲットしましたかな!?

2号にわたって組まれたホール・アース・カタログ(Whole Earth Catalog)の大大大特集なわけですが、Spectatorの編集部さん、いやほんとやってくれましたよ。感謝の言葉もございませんな。これは完全保存版ですよ、まじで。

SPC WEC

60年代前半から70年代前半、カウンターカルチャーとして当時のメインストリームの一つとなったヒッピームーブメント。当時の若者のバイブルとしても挙げられるホール・アース・カタログ(以後、WEC)ですが、いままで全体像をモヤっとしか把握できていなかった状況が一転、まるで当時の西海岸をリアルタイムで体験したぐらい、いろんなことがクリアーになりましたよ。

<前編><後編>の2冊とも、特集ページだけでなく、1冊どっぷりとWECについて書いてあって、濃い濃いな内容です。いやほんと濃すぎですからぁ。
(WECってなにこれよくわからない・・・という人は、まぁひとまず軽くググッてくれたまえ)

この時代のカウンターカルチャー、そしてWECに影響を受けた人達や実際に携わった人達には、現在のテクノロジーやWebを率先するビッグ達(いまは亡きAppleのスティーブ・ジョブズやMSのビル・ゲイツにはじまり、Wiredの初代編集長のケヴィン・ケリーとか、とかとか)が多々いるわけですが、バックパッカーや、北米起源のアウトドア文化、エコや自然派思考系のライフスタイルといった、現在では身近になった北米系文化(というか流行!?)についても、このあたりが起源になってることが多いんじゃないかと思いますね。

そんなWECですから、このブログを読んでくれているような物好きなアウトドア系人間には、興味のある人がそれなりに多いんじゃないでしょうかね。WECについてちょっと気になる人、もともと知ってるけどもっと深く足を踏み入れたい人、まあどんな人でもいいですが、興味のある人はSpectatorのホール・アース・カタログ特集、ぜひオススメですので読んでみてくださいまし。

ちなみにWECの発起人でもあるスチュアート・ブランド界隈の情報についてもかなり詳しく書いてあるし、これはもう雑誌というより、一端の資料ですな、資料。

ということで、ひさびさに雑誌の紹介でした。
ではでは。。。