Shane McConkey(シェーン・マッコンキー)のドキュメンタリー映画『McConkey』、トレーラーが公開

先日24日、今は亡きフリースキー界のレジェンド、Shane McConkey(シェーン・マッコンキー、以下シェーン)のドキュメンタリー映画『McConkey』のトレーラーが公開されました。

シェーンといえば、エクストリームスキーヤーの代表格であり、ベースジャンプにスキーを取り入れた草分け。今あるファットスキーやロッカースキーの生みの親ともいえる、まさにフリースキー界の先駆者の一人ではないでしょうか。

Shane McConkey Documentary TrailerRedBullのオフィシャルはこちら ※自動再生

2013年冬に公開予定とのことで、まだ先ですがとても楽しみです。

シェーンが亡くなった(ベースジャンプ中の事故)のは、Wikipedia教授によると2009年3月26日なので、あれからほぼまる3年です。ニュースを聞いたのがつい先日のように思われます。

個人的に印象に残っているシェーンといえば、ちょっと古いですが、MSP FilmsのYearbookという作品で、教師役にふんしたシェーンが黒板でクリフジャンプだかベースジャンプだかの計算を熱弁(コメディータッチ)する姿でしょうか。滑りやジャンプではなく、この姿が最初に浮かんでくるのはなぜでしょうね。おれへんなヤツ。Yearbookのショーンのパートだけクリッピングした動画があったので、ついでに!?どうぞ。

ちなみに先に述べたファットスキーやロッカースキーについて少し書くと、2000年代初頭、ショーンとスキーデザイナーのPeter Turner(ピーター・ターナー)が、Volantというスキーブランドで「Spatula(スパチュラ)」という画期的なファットスキーを開発。ここから全てが始まったといっていいんじゃないでしょうか。

その後、スパチュラはなくなりましたが、ピーターは今あるDPSというスキーブランドの創業者、Stephan Drake(ステファン・ドレイク)とパートナーシップを組み、革新的なスキーをさまざまに開発。スパチュラのコンセプトはピーターと共にDPSにも引き継がれたんでしょうね。現行の「Lotus 138」というモデルはまさにスパチュラの子孫とも言える代物ではないでしょうか。DPSが玄人好みのブランドで、本国のパウダーシーンでも評判になってるというのがなんとなくわかる気がします。

はい、ということで楽しけりゃいい!という自分にとっては歴史は二の次なのでこのへんで終わり。

『McConkey』、本編が楽しみです!

ソース : MCCONKEY MOVIE TRAILER via RedBull