今年3月にバンクーバーで開催されたTEDに、Surf Photographer(サーフ・フォトグラファー)のChris Burkard(クリス・バーカード)がスピーカーとして登壇したときのプレゼンテーション映像。
以前見たときはまだ日本語には対応してなくていまいち理解できない部分もあったのですが、何気にふと見返したら日本語の字幕と全文書き起こしが完了されていたので改めて視聴。でもって、せっかくなのでブログで共有なのであります。興味ある人はどうぞ。
クリス・バーカード: 凍て付く海でサーフィンをする喜び(The joy of surfing in ice-cold water) | TED.com
追いかける価値があるものにはほんの少しだけ苦しみが必要だ、とサーフィン写真家のクリス・バーカードは言います。そして、極寒かつ僻地の海で撮影された驚くべき写真と共に、平凡への革命について語ります。
“Anything that is worth pursuing is going to require us to suffer, just a little bit,” says surf photographer Chris Burkard, as he explains his obsession with the coldest, choppiest, most isolated beaches on earth. With jawdropping photos and stories of places few humans have ever seen — much less surfed — he draws us into his “personal crusade against the mundane.”
(ううむ、クリエイティブに表現し続けるってのは大変だなぁ。。。)
「単調になる危険性」っていうのは確かにあるんだろうし、そういうのって作品を見てるほうにもネガティブに徐々に伝わってくるよなと。
表現方法は多種多様にあって、好みも人それぞれ勝手なわけですけど、ボクは何かを探求している人やその思考・姿勢に惹かれる傾向があるので、彼の写真がけっこう好きなのは、そういったことが作品から感じ取れるからなのかもしれないです。なんとなく。まぁ単純に好き嫌いの話であると思いますが(笑)
逆に、某アウトドア関連業界のビジュアルメインの雑誌とかで、マンネリ化したクリエイティブに乏しい商業写真が多いのを見るケースが年単位の規模で続くと、「ふぅ、相変わらずいつも同じ顔した写真ばかりだな、なにも伝わってこねーぜ(ボソボソ)」などと、何もわかってないのは自分かもしれないのにわかった風な素人の戯言を吐いて雑誌を閉じることになるのは、この単調という名の悪魔がその業界のクリエイティブ分野に住み始めているんだろうなとも思いますね。
あ、いや、なんかわかった風なこと言ってますけど、ほんと適当に好き勝手なこと言ってるだけなんで、そこんとこよろしくですw。