日本にも早く来い!って思ってるドキュメンタリー・フィルムに、今年数多くのフィルム・フェスティバルで受賞している『CHASING ICE』ってのがある。
極地の氷河がとてつもないスピードで融解/減退している様子を写真と映像に記録し、気候変動や地球温暖化の実際をリアルにつきつけてくるというこの内容。ほんと、これは見なきゃね!って気にさせられるんだよね。
で、その中で巨大氷山が崩れ落ちる映像があるんだけど、そのフッテージが英Guardianで紹介されてたんだよ。いや、ほんと、度肝を抜かれたよ。まるで映画みたい。でも、これがリアルってことで、単純にスゴイと思いつつも、かなりへこんだりもするわけで・・・。
ううむ、ハンパない・・・。記事では7.4立方キロメートルもの氷が崩壊しているようなことが書いてあるけど(マンハッタンがどうのこうのとか)、いや、すごすぎてイメージできないですから。
それにしてもこの作品、ナショナル・ジオグラフィックの写真家でもあるJames Balog(ジェイムズ・ベイログ)が立ち上げたプロジェクト「Extreme Ice Survey」の活動を追った内容となっているんだけど、ここにはとてつもない数の写真や動画がアーカイブされているんだろうな。25台以上ものカメラで3年間も撮り続けているわけだから。トレーラーに登場する大量のD200で微速度をガシガシ撮ってるみたいだし。そうだ、トレーラーも載せておこうか。
ちなみにだけど、Nikon好きの人なら、カメラやニッコールレンズの特設サイトなんかで彼の名前を見かけたことあるかもしれないね。確か何度か紹介されてたはずだから。
Jamesは何年か前のTEDでもこのプロジェクトに関してスピーチしているんだけど、興味のある人はそっちも見てみるといいかも。
『CHASING ICE』、早く日本にも!