最近、いくつかのニュースで、警察庁による山岳遭難者の統計に関して云々・・・という内容を見かけたので、ブラっと警察庁のサイトにいってみたら、6/21日付で資料が公開されいました。(毎年でてると思いますが)
結構おもしろいですね。遭難者に関しての統計なので、おもしろいとかいってられないんですけど、情報的には「へぇへぇ」という感じです。
まだサラッと見ただけなのでアレですけど、態様別だと全体の約4割を占めるのが「道迷い」で、割合的にも断トツだっていうことは認識しておいたほうがいい情報の一つなんじゃないかと。
よくニュースなんかで取り上げられる遭難は、大規模というか話題性(いやな響きですね)があるというか、とにかくニュースで取り上げられるような「何か」を含んでいるような気がしていますが、きっとごくごく一般的な登山者が注意しないといけないのは「道迷い」っていう、そんな事実。
ちなみにこの資料、全体的な統計とは別途、中高年別の統計が掲載されていますが、なにげにビックリしたのはここ。
注:中高年とは、40歳以上の者を示す。
えっーーー、マジですか!?シラナカッタヨ。50歳以上とか勝手にそんなもんだと思っていましたけど、これにはビビリましたよ。業界や資料によって基準は変わるんでしょうけど、それにしても驚いた。
ということで、自分もあっという間に中高年入りしそうなこの状況に焦りながらも、「中高年」という言葉のもつ意味を再認識しなきゃなと思った、とある週末の夜でしたとさ。
まぁとにかく登山する方は見ておくといいかもしれませんね。統計から、自分が注意すべきものが何なのかが見えてくることもあると思いますので。
ちなみにリンク先のPDFのURLですけど、「h23」のという部分(平成の年度)を別の年度に置きかえると、そのまま過去の資料のリンクにつながってるようなので(全てではないです)、興味のある人はそちらもいかがでしょうか。過去の資料のサマリを見るだけでも、長年の傾向がザッとわかって為になりそうです。
ではまた。
:)