先月、英BBC制作『ライフ ―いのちをつなぐ物語―(原題:One Life)』について、公開予定の発表がありましたね。『アース』や『ディープ・ブルー』を手掛けたBBCの新作ネイチャードキュメンタリー映画ですが、全世界に先駆け、日本で最初に公開(2011/9/1)されるということもあり話題を呼んでいます。
先日は、松本幸四郎/松たか子さんによる日本版ナレーションの公開収録と記者発表が行われたようです。公開が楽しみですね。とりあえずトレーラーを。
これらのドキュメンタリー映画は全て「BBC EARTH」のプログラムをもとに映画化されたものです(と認識してます)が、アウトドアハックで取り上げたいのは「Human Planet」というプログラム。上に紹介したドキュメンタリーはどちらかというと動植物にフィーチャーした内容ですが、これは人間、というか人類にフォーカスをあてたものといっていいでしょう。トレーラーはこちら。
なにかゾクゾクッ!!とするものを感じたのはわたしだけでしょうか。こちらの「HUMAN PLANET EXPLORER」のサイトでも関連クリップが色々と観れますので、時間を作って一度はご覧あれ。YouTubeで「Human Planet」と検索しても、楽しめると思いますよ。BBC Earthの「Life is Human」からもツアーで楽しめます。
それにしても、自分がどれだけ平和ボケしたチャラい生活をしているか身にしみますね。近代の人間社会に適合すればするほど、人間が本来持ち合わせている本能や能力が失われていくんだなと感じます。グローバルだ!と一般社会はいうけれど、地球規模で考えるとどれだけ一様的で小さな一部なのかとも。
アウトドアのフィールドに出ると様々な感覚が研ぎすまされ、普段は眠っている五感がブワッ!と開く感じがしますが、これって気持ちいいんですよね。遊び疲れてフィジカル的にはぐったりしますが、なぜか頭や気分はリフレッシュされ新鮮な気分になります。もちろん普段の生活や仕事にプラスに働く事はいうまでもないかと。
みんな楽しくてアクティビティをしてる人が多いと思いますが、実はその過程で、自分が本来持つ人類的本能のようなものに無意識に触れ、そして若干ではあるにせよ原点回帰し、そこに惹かれている部分もあるかもしれませんね。