Bushcraft(ブッシュクラフト)から学ぶ、自然の中で生き抜くための知恵と技

みなさんBushcraft(ブッシュクラフト)って知ってますか!?わたしは今回はじめて耳にしたんですが…、まぁまずはきっかけとなったこちらの動画をどうぞ。

焚付に便利そうなこのFeather Stick(フェザースティック)、おぉ今度やってみよう!という気にさせられますが、それにしてもFeather Stickってちゃんと名前がついてるんだなぁなどと思い、Google先生にちょっと聞いてみましたよ。

そうしたらこれがどうやらブッシュクラフトと呼ばれる自然の中で生活するためのサバイバル技術的なもの(単に生き残るためのサバイバル技術とは違う)があるようで、そのスキルの一つのようなんです。日本語だとよくわかりませんが、実は日本にも同様なモノがあったりするんでしょうかね(焚き火通の人がいたら教えて欲しいです!)。とにかくすごく気になりますねー、そそられますねー。

Webをみてる限りだと日本ではあまり知られてないような感じがしますが、こちらのサイトにザッとまとめて紹介してありました。以下、冒頭のみ少し抜粋。

『ブッシュクラフト』、あまり聞きなれない言葉でしょうか?『サバイバル』の方がピンと来る人も多いでしょう。ブッシュクラフトとサバイバル、内容は非常に似ているのに、なぜサバイバルとは言わず、ブッシュクラフトなのか?それは、ブッシュクラフトは大自然の中で生き、生活をしていくことを、そしてサバイバルは、生存・脱出をその目的とするからです。

ブッシュクラフト(Bushcraft)は度々『生活の知恵』と訳されます。これは必要な知識や技術(スキル)を先人に学ぶためではないでしょうか。ブッシュクラフト・スキル、それは人類が近代文明の中で生活を始めるまでは、ごく普通に日常生活の一部でした。しかし今、その殆どは忘れられています。火を点ける、焚き木を作るなども、やったことの無い人が多いようです。

今、ムーブメントとして行われているブッシュクラフトは、実際に自然の中で生きていくと言うことではありません。それよりも、先人たちの持っていた知識を学びなおし、キャンプやトレッキングなどにそれを生かし、装備の軽量化簡素化を図って、『さらに自然を身近に感じよう』と言うムーブメントです。

なるほど、ますます気になりますねー。ブッシュクラフトの起源と日本を比べると、生活環境的にマッチしない部分が多々ありそうですが、でも覚えておいて損はなさそうじゃないですか!?いや、損はなさそうというか、基本的なコトぐらいはぜひ学んで自分の引き出しにしまっておきたいところです!

実は上で紹介したサイトは、こちらから分岐されてるサイトで、運営されている方は趣味で鍛冶もやられているようです。ブログはこちら

そしてこの方、なんとYouTubeにブッシュクラフトのHowToビデオも投稿してくれてまして、これがナイス!日本語の情報が少ない現状では非常に参考になると思われます。一番最初の動画で語ってくれていますが、ご本人はアメリカのBushcraft USAという組織のクラスを実際に受けておられるようで、なるほど、紹介してくれる内容にもワクワク期待しちゃいます!ひとまず最初の1話をどうぞ。

裏庭ブッシュクラフト – #01 ブッシュクラフトって何?

ほかにも「裏庭ブッシュクラフト」と称して色々と動画がアップされてるので、ひとまずどんな内容か気になる人はぜひご覧あれ!

ちなみに動画の中で「The more you know the less you carry」すなわち「知識が増えれば装備が減る」という言葉が紹介されていますが、本来の目的は違えど、道具を少なくする(軽く身軽になれる)ことの利は、ウルトラライトハイキングなどにも通じるところはあるかもしれませんね。

わたしの大好きな本の一つに「バックパッキング教書」というのがありますが、ここでもこんな感じの名言が紹介されてます。「バックパッキングは何を持っていくかではなく、何を持っていかないか」であると。(フッ、かっけーぜ。大好きだぜ、メイベル男爵さんよ。)

ということで、実際の経験は少なくとも、先人が残してくれた知識やスキルを身につけ、「装備でっかち」になりすぎないように外へ踏み出すというのも、素晴らしいアウトドアの楽しみ方の一つではないでしょうか。

そして十分なノウハウと経験を積まれた方は、もしもわたしの身に何かあったときにはどうぞ遠慮なく助けにきてくださいどうかおねがいします!(キリッ